入館のご案内
予約なしで入館できます。
開館時間:10時~17時30分(入館17時まで)
開館日:火曜日~土曜日
休館日:日曜日・月曜日・5月3日〜5日・年末年始
在日韓人歴史資料館の
ユーチューブチャンネルです。
在日の歩みと韓日関係の歴史について
考える素材を提供いたします。
第3弾として、2024年9月7日開催の土曜セミナー
「1923年 横浜の朝鮮人虐殺」
日本語字幕版映像を新しく公開しました(全3回)。
在日韓人歴史資料館がお送りする
ポッドキャスト番組です。
韓日間の歴史問題を考える素材を
広く提供いたします。
日 時:2025年 6月 7日(土)14時~16時
会 場:在日韓人歴史資料館 セミナー室
講 師:玄 武岩(北海道大学教授)
参加費:1,000円(会員800円、学生500円)
※事前予約制(電話・メール)
詳細はこちらをクリック
在米コリアンのミンジン・リーの小説『パチンコ』上・下巻(日本語版・文藝春秋、2020年)をドラマ化して2022年に配信を開始したApple TV+オリジナルシリーズ『PACHINKO パチンコ』(現在シーズン2まで配信中)。物語の舞台が植民地期朝鮮からスタートしているドラマ『パチンコ』は、日本ではいまひとつ知名度が上がらず、公開当初から話題となった海外との温度差が感じられます。今回の講演では、『パチンコ』の歴史表象や在日表象から、グローバルなメディア市場で歴史が物語として流通するポリティクスを浮き彫りにします。また、表象はもちろん、生産・消費・規制・アイデンティティという5つの「文化の回路」からドラマ『パチンコ』を読み解き、東アジアでの歴史対話とコミュニケーションの新たな可能性について考えます。
講 師:玄 武岩(ヒョン・ムアン、北海道大学教授)
1969年生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。現在、北海道大学大学院メディア・コミュニケーション研究院教授。専門はメディア文化論、日韓関係論。著書に『韓国のデジタル・デモクラシー』(集英社、2005年)、『統一コリア-東アジアの新秩序を展望する』(光文社、2007年)、『コリアン・ネットワーク-メディア・移動の歴史と空間』(北大出版会、2013年)、『「反日」と「嫌韓」の同時代史』(勉誠出版、2016年)、『〈ポスト帝国〉の東アジア-言説・表象・記憶』(青土社、2022年)、共・編著に『興亡の世界史18 大日本・満州帝国の遺産』(講談社、2010年)、『〈日韓連帯〉の政治社会学-親密圏と公共圏からのアプローチ』(青土社、2023年)、『グローバルな物語の時代と歴史表象- 『PACHINKO パチンコ』が紡ぐ植民地主義の記憶』(青弓社、2024年)など。
日 時:2024年 7月 5日(土)14時~16時
会 場:在日韓人歴史資料館 セミナー室
講 師:井上和枝(元鹿児島国際大学教授)
参加費:1,000円(会員800円、学生500円)
※事前予約制(電話・メール)
詳細はこちらをクリック
金マリア(1892~1944)は、日本留学時に「東京女子留学生親睦会」会長として2・8宣言に参加以来、3・1運動参加・大韓民国愛国婦人会活動により獄苦を味わい、拷問の後遺症をかかえながら、中国・米国で長い亡命生活を送った。亡命中はもちろん、朝鮮に帰国後も厳しい監視の中で、農村啓蒙運動やキリスト教女性運動さらに神社参拝拒否活動と、祖国の独立と女性の自立を求めて、妥協のない苦難に満ちた生を送った。本講演では金マリアを中心にその周囲の新女性たちにも触れながら、植民地の女性たちの生を考えて見る。
講 師:井上和枝(元鹿児島国際大学教授)
1946年生まれ。元鹿児島国際大学国際文化学部教授。専門は朝鮮時代社会史、朝鮮近代ジェンダー史。著書に『アジア人物史』9・10巻(共著、集英社、2023~2024年)、『女たちの翼-アジア初期近代における女性のリテラシーと境界侵犯的活動』(共著、ナカニシヤ出版、2018年)、『朝鮮史〈世界歴史大系〉』1巻(共著、山川出版社、2017年)、『歴史をひらく-女性史・ジェンダー史からみる東アジア世界』(共著、御茶の水書房、2015年)、『薩摩・朝鮮陶工村の四百年』(共著、岩波書店、2014年)、『植民地朝鮮の新女性-「民族的賢母良妻」と「自己」のはざまで』(明石書店、2013年)、『朝鮮村落社会史の研究』(訳、法政大学出版局、2006年)など。
*事前に申し込みが必要です。電話・メールのいずれかでご連絡ください。
*参加費は現金のみお受けいたします。
*コロナ感染に備え、マスク着用をお願いします。
*学生の方は学生証をご提示ください。
TEL : 03-3457-1088
MAIL : info@j-koreans.org
お知らせ
◇解放80周年記念シンポジウム◇
解放後80年に
「在日」の現在と未来を考える
◇ロビー展示◇
呉炳学の白-李朝白磁
在日韓人歴史資料館 開館20周年記念
在日韓人歴史資料館開館20周年記念ミニ企画として、呉炳学画伯の白磁 (2005年以降) 2作品を展示。
セザンヌを「私の先生」と慕い続けた呉炳学画伯。白衣民族の「白」を探求し、民族の情緒を描いた呉画伯の白磁をご鑑賞ください。
家族写真、初個展のリーフレットなども展示。
期 間:2025年4月1日(火)~ 8月1日(金)
会 場:在日韓人歴史資料館ロビー (韓国中央会館1階)
入館料:無料(常設展示室は有料、大人200円・学生100円)
◇関東大震災100周年記念特別企画展◇
1923-2023 歴史の証言者たち
期間:2023年9月1日(金)~ 2025年9月6日(土)
会場:在日韓人歴史資料館 企画展示室
入館料:無料(常設展示室は有料、大人200円・学生100円)
在日韓人歴史資料館は、関東大震災を経験した人々の記録を通して朝鮮人虐殺について考えました。関東大震災はただ100年前の過去の出来事ではなく、現在・未来に繋がっている問題です。関東大震災がこれからも語り継がれることを願い、今回の展示を企画しました。皆様のご来館をお待ちしております。
資料紹介
関東大震災の虐殺めぐり新たな資料の出現
「熊谷連隊区司令部の報告書」
在日韓人歴史資料館は、2023年9月2日に開催した関東大震災100周年記念シンポジウムの映像をYouTubeで配信しています。シンポジウムではジャーナリストの渡辺延志さんが当時の陸軍や在郷軍人の動きを伝える新資料を紹介しましたが、時間の制約もあり説明が一部にとどまっています。映像配信に合わせ、渡辺さんの補足説明を以下のページで紹介します。なおこの資料は動画第8回に登場します。
新刊のご案内
◇時務の研究者 姜徳相
―在日として日本の植民地史を考える―
関東大震災の朝鮮人虐殺をはじめとする「在日史学」の開拓者、姜徳相先生のライフヒストリー。
姜徳相聞き書き刊行委員会 編
三一書房、2021年4月
資料館にて販売中
資料館価格2200円、会員2000円(定価2420円)
◇ 時務の研究者 姜徳相〔 ハングル版 〕
시무의 역사학자 강덕상
-자이니치로서 일본의 식민지사를 생각하다-
姜徳相聞き書き刊行委員会 編、李圭洙 訳
어문학사、2021年10月
◇〈100年のあかし〉
改訂版と韓国語版ができました!
2020年7月発行
販売価格700円、会員600円