入館のご案内

予約なしで入館できます。
開館時間:10時~17時30分(入館17時まで)
開館日:火曜日~土曜日

休館日:日曜日・月曜日・5月3日〜5日・年末年始


在日韓人歴史資料館 YouTube

在日韓人歴史資料館YouTube

在日韓人歴史資料館の
ユーチューブチャンネルです。
在日の歩みと韓日関係の歴史について
考える素材を提供いたします。

第3弾として、2024年9月7日開催の土曜セミナー
「1923年 横浜の朝鮮人虐殺」
日本語字幕版映像を新しく公開しました(全3回)。


在日韓人歴史資料館ラジオ

在日韓人歴史資料館ラジオ

在日韓人歴史資料館がお送りする
ポッドキャスト番組です。
韓日間の歴史問題を考える素材を
広く提供いたします。


在日コリアン Q&A

在日コリアンQ&A

土曜セミナー案内

◇ 第136回 セミナー ◇
〈第20回企画展記念〉
草の根から見る在日史

-声なき声の記憶と記録・塚﨑昌之さんを偲んで

草の根から見る在日史

※クリックすると拡大します。

日 時:2025年 10月 11日(土)14時~16時
会 場:在日韓人歴史資料館 セミナー室
参加費:1,000円(会員800円、学生500円)
※事前予約制(電話・メール)

◆講演「塚﨑昌之さんの研究を振り返って-大阪・戦争・在日-」
講 師:石川亮太(立命館大学教員)
コメント:玄 善允(大阪経済法科大学客員教授)

◆塚﨑昌之さん追悼映像 上映
映像制作:金 稔万(映像作家)

詳細はこちらをクリック◆講演「塚﨑昌之さんの研究を振り返って-大阪・戦争・在日-」
2023年に67歳で死去した塚﨑昌之さんは、高等学校の社会科教員として生徒の地域学習をサポートするなかで、大阪の戦争や在日コリアンに関する歴史の掘り起こしに着手されました。塚﨑さんは歴史の現場を丹念に歩きながら、消えかけている地域の記憶を聞き取るのと同時に、膨大な新聞記事や行政資料の山からコリアンの暮らしや戦争の痕跡をすくい取ろうとされました。その成果は多数の論文や記事と同時に、他の誰にも作ることができなかったデータベースの形で残されています。今回のお話では、塚﨑さんの著作目録を整理した経験から、塚﨑さんの遺された仕事の特徴や意義を振り返りたいと思います。

講 師:石川亮太(立命館大学教員)
1974年静岡県生まれ。2003年大阪大学大学院文学研究科博士後期課程修了。立命館大学経営学部教員。主な研究分野は朝鮮近代史・アジア経済史。著書に『朝鮮史研究入門』(共著、2011年)、『近代アジア市場と朝鮮』(2016年)、『アジア経済史』上・下(共著、2024年)、『ある在日韓国人クリスチャン家庭の百年』(2025年8月刊行予定)など。

コメント:玄 善允(ひょん・そにゅん、大阪経済法科大学客員教授)
1950年大阪生まれ。両親が済州島出身の在日2世。大阪大学及び大阪市立大学大学院で仏語・仏文学を学び、長年にわたって京阪神の諸大学にて仏語・仏文学を講じてきたが、それも2年前にすべて退職して、今や職業生活からは解放されているが、「在日朝鮮人2世の意識形成」を生涯のテーマとして書き続けていることに変わりはない。著書に『「在日」の言葉』(2002年)、『「在日」との対話-在日朝鮮人は日本人になるべきか』(2008年)、『人生の同伴者-ある「在日」家族の精神史』(2017年)など(すべて同時代社刊)が、訳書(共訳)に『戦争ごっこ』(岩波書店)その他がある。

◆塚﨑昌之さん追悼映像 上映
映像制作:金 稔万(きむ・いんまん、映像作家)
1960年、神戸長田に生まれる。両親は済州島出身の在日二世。2006年、布川徹郎(日本ドキュメンタリストユニオン=NDU)と出会い、中崎町ドキュメンタリストスペース=NDSを結成。『釜の住民票を返せ!2011』、『龍王宮の記憶』(2016)などの製作を経て、現在は「まだ視ぬアーカイブを可視化する!」をテーマに、青丘文庫研究会と神戸映画資料館との共催で在日関係のアーカイブ映像の上映活動を続けている。


シンポジウム案内

◇開館20周年記念・新版図録刊行記念シンポジウム◇
在日の未来を紡ぐ
-求められる資料館の役割と向後の期待

開館20周年記念

※クリックすると要旨が見られます。

日 時:2025年11月22日(土) 13時~17時
会 場:在日韓人歴史資料館(韓国中央会館8階大ホール)
参加費:1,000円(会員800円、学生500円)
※事前予約制(電話・メール/FAX不可)

〈プログラム〉
【第1部】テーマ講演・総合討論 13:00~15:30
 ◆外村 大
(東京大学教授)
  〈「在日の歴史」の意義とその継承の課題〉
 ◆金 敬黙(早稲田大学教授)
  〈今、なぜ、「パブリック・ヒストリー」が求め
   られているのか?-エスニック・ミュージアム
   を通じた可能性の模索〉

 ◆深沢 潮(作家)
  〈これからの在日は〉
 ◆討論司会:李 成市
(在日韓人歴史資料館館長)
 ◆コメント:樋口雄一(元高麗博物館館長)
       朴 一(大阪市立大学名誉教授)
       朴 珠嬉(早稲田大学政経学部学生)

【第2部】故陳昌鉉氏制作ヴァイオリン演奏会
     16:00~17:00
 ◆演奏者:李 文佳
(ヴァイオリン)
      孫 尚卿(ヴァイオリン/ピアノ)
 ◆演奏曲:鳳仙花、荒城の月、ほか

事前申し込みが必要です。電話・メールのいずれかでご連絡ください。
*参加費は現金のみお受けいたします。
*学生の方は学生証をご提示ください。

TEL : 03-3457-1088
MAIL : info@j-koreans.org

お知らせ

◇第20回 企画展(10月11日~)◇
草の根から見る在日史
-声なき声の記憶と記録・塚﨑昌之さんを偲んで

草の根から見る在日史

※クリックすると拡大します。

期 間:2025年10月11日(土)~2026年10月31日(土)
会 場:在日韓人歴史資料館 企画展示室
入館料:無料(常設展示室は有料、大人200円・学生100円)

塚﨑昌之さんは、高校の教師を務めながら朝鮮人強制連行の跡地を調査し、フィールドワークを長年開催していました。塚﨑さんは「自説を証明するためにどういう資料を集めるか」ではなく、「集められた資料から何が見えるか」を重視し、戦前期の在阪朝鮮人の生活史に立体感を与えました。
このたび資料館では、塚﨑さんが図書館に数十年間通いつめ、丹念に集められた膨大な資料を公開し、2023年急逝された塚﨑さんを偲び、その研究活動の足跡をたどります。


◇ロビー展示◇
呉炳学の白-李朝白磁
在日韓人歴史資料館 開館20周年記念

ご好評につき9月末日まで期間延長

在日韓人歴史資料館開館20周年記念ミニ企画として、呉炳学画伯の白磁 (2005年以降) 2作品を展示。
セザンヌを「私の先生」と慕い続けた呉炳学画伯。白衣民族の「白」を探求し、民族の情緒を描いた呉画伯の白磁をご鑑賞ください。
家族写真、初個展のリーフレットなども展示。

期 間:2025年4月1日(火)~ 9月末
※ご好評につき期間延長
会 場:在日韓人歴史資料館ロビー (韓国中央会館1階)
入館料:無料(常設展示室は有料、大人200円・学生100円)

呉炳学の白

※クリックすると拡大します。


資料紹介

関東大震災の虐殺めぐり新たな資料の出現
「熊谷連隊区司令部の報告書」

熊谷連隊区司令部の報告書

在日韓人歴史資料館は、2023年9月2日に開催した関東大震災100周年記念シンポジウムの映像をYouTubeで配信しています。シンポジウムではジャーナリストの渡辺延志さんが当時の陸軍や在郷軍人の動きを伝える新資料を紹介しましたが、時間の制約もあり説明が一部にとどまっています。映像配信に合わせ、渡辺さんの補足説明を以下のページで紹介します。なおこの資料は動画第8回に登場します。

<<資料説明はこちら>>

写真で見る在日百年

写真で見る在日百年

家族の肖像

家族の肖像

出版物

出版物

新刊のご案内

◇時務の研究者 姜徳相
―在日として日本の植民地史を考える―

時務の研究者 姜徳相

関東大震災の朝鮮人虐殺をはじめとする「在日史学」の開拓者、姜徳相先生のライフヒストリー。
姜徳相聞き書き刊行委員会 編
三一書房、2021年4月
資料館にて販売中
資料館価格2200円、会員2000円(定価2420円)

◇ 時務の研究者 姜徳相〔 ハングル版 〕

時務の研究者 姜徳相

시무의 역사학자 강덕상
-자이니치로서 일본의 식민지사를 생각하다-
姜徳相聞き書き刊行委員会 編、李圭洙 訳
어문학사、2021年10月

◇〈100年のあかし〉
改訂版と韓国語版ができました!

100年のあかし

2020年7月発行
販売価格700円、会員600円