企画展
在日韓人歴史資料館 第18回企画展
貧困と差別が生んだ「帰国事業」
期 間 :2019年11月2日(土)~2020年3月7日(土)
会 場 : 在日韓人歴史資料館 企画展示室
入 館 料 : 無 料(常設展示室は有料、大人200円・学生100円)
1945年日本敗戦後、日本在住の朝鮮人が故郷に引き上げましたが、その一方で持ち帰り財産の制限や不安定な朝鮮半島の社会情勢のために、約60万人が引き続き日本にとどまりました。戦争終結に伴う軍需産業の停止、海外の日本人の引揚げなどによって、在日朝鮮人の大部分は職を失い生活難に陥りました。日本政府は、生きるための闇商売を統制違反として取り締まり、管理と弾圧の必要性を力説しました。また戦後も「日本国籍を有する」者と規定された在日朝鮮人は、1947年の「当分の間、朝鮮人を外国人とみなす」という外国人登録令、1952年のサンフランシスコ講和条約に伴う日本国籍「喪失」などによって、日本社会から排除されていきました。
戦後の貧困と差別に絶望した在日朝鮮人が希望をみつけたのが朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)でした。社会主義建設に参加しようという北の呼びかけと在日本朝鮮人総聯合会(総連)が繰り広げた「地上の楽園」という宣伝は多くの在日朝鮮人を惑わせました。朝鮮人を厄介者と認識していた日本政府は朝鮮人を帰す絶好の機会として、「帰国事業」を「人道上」に実施すると決定しました。1959年12月14日、第1次帰国船が新潟港を出港した以来、1984年まで合計9万3340名が帰国しました。
今回の企画展では、戦後在日朝鮮人が置かれていた貧困と差別状況を通して、北への「帰国事業」について考えます。「帰国事業」開始から60年を迎える今年、戦後在日朝鮮人の歴史における「帰国事業」の意味と、その時代を生きた人々への理解を深めていただく機会となれば幸いです。
在日韓人歴史資料館 ミニ企画展(第1回)
「それは在日留学生からはじまった-2・8宣言から3・1独立運動へ」
- 2006年2月7日(火)~3月7日(火)
2005年11月に開設した在日韓人歴史資料館の初の企画展。
2・8宣言と独立運動の解説、独立宣言書のビラ、宣言書に署名した留学生の紹介、留学生たちが出版した雑誌『学之光』などを展示。
◇記念セミナ-3月4日「姜徳相館長と語る独立運動の軌跡」
「在日韓人歴史資料館 特別企画展(第2回)
「1世たちの戦争―韓国・朝鮮人元BC級戦犯者問題―」
- 2007年5月27日(日)~12月27日(木)
「韓国・朝鮮人戦犯者同進会」李鶴来会長より寄贈された元BC級戦犯者に関する資料を大学生(ボランティア)が中心に整理。若い世代が向き合う日本の戦後補償問題を企画。
◇連続セミナー
①7月1日「私たちの歩いてきた戦後62年」(講師:李鶴来)
②7月22日「韓国・朝鮮人BC級戦犯者問題とは何か?」(講師:内海愛子)
③8月26日「韓国・朝鮮人元BC級戦犯者の国家補償請求裁判が問いかけたもの」(講師:今村嗣夫・小池健治・平湯真人)
④9月30日「映像で考える韓国・朝鮮人元BC級戦犯者問題」(講師:桜井均)
⑤10月21日「韓国・朝鮮人元BC級戦犯者二世・家族が語る」(講師:朴来洪・畠谷吉秋ほか)
在日韓人歴史資料館 特別企画展(第3回)
連続写真展 「在日・日本で老いて」
- 期 間 : 2008年1月5日(土)~6月28日(土)
会 場 : 在日韓人歴史資料館 2F展示室(入場無料)
より多くの人々と共に「在日」を語り見つめるため、4人の写真家による連続写真展を開催いたします。
① 徐英一写真展 ‐ 「在日同胞一世」
期 間:1月5日(土)~2月1日(金)
イベント: 「徐英一さん、姜徳相館長との懇談会」(資料館新年会)
日 時: 1月19日(土) 13時~15時
参加費:1000円(会員800円)
② 菊池和子写真展 ‐ 「チマ・チョゴリの歌がきこえる」
期 間:2月2日(土)~3月22日(土)
イベント: 「「カメラを通して知った在日一世の哀歓」(土曜セミナー)
日 時: 2月2日(土) 14時~16時
参加費:1000円(会員800円)
③ 裵昭写真展 ‐ 「過去を問う」
期 間: 3月25日(火)~5月17日(土)
イベント: 「裵昭さんを囲んでの茶話会」
日 時: 4月26日(土) 15時~16時30分
参加費 : 500円(会員400円)
④ 山口勲写真展 ‐ 「アリラン峠」
期 間: 5月20日(火)~6月28日(土)
在日韓人歴史資料館 第4回企画展
「芥川賞候補4回・金鶴泳を知っていますか」
- 期 間 : 2008年7月3日(木)~9月27日(土)
協 力 : 群馬県立土屋文明記念文学館
金鶴泳作品集『凍える口』が2004年に発行されたように、今なお根強い読者がいると言われる。 「石の道」(1973)、「夏の亀裂」(1974)、「冬の光」(1976)、「鑿」(1978)が芥川賞の候補となるが受賞できなかった。
群馬県立土屋文明記念文学館の協力を得て金鶴泳の貴重な家族写真と史資料を展示。
◇記念セミナー
日 時:8月2日(土)14時~16時
テーマ: 同世代作家として、友として
講 師:坂上弘(作家、日本文藝家協会理事長)
参加費:1,000円
◇読書と酒の会 「『凍える口』の朗読と金鶴泳を語る」
日 時:9月6日(土) 15時~17時
語り手:文弘樹(図書出版クレイン代表)、
田口信孝(群馬県立土屋文明記念文学館学芸員)
櫻井信栄(金鶴泳研究者)
参加費:1,500円
在日韓人歴史資料館 第5回企画展
「差別と闘った詩人、画家、評論家・呉林俊展」
- 期 間 : 2009年9月3日(木)~12月3日(木)
会 場 : 在日韓人歴史資料館 企画展示室
入 館 料 : 無 料(常設展示室は有料、大人200円・学生100円)
4歳で両親に伴われ渡日、「志願」して大日本帝国陸軍二等兵、朝鮮学校の美術教員、赤貧の中から生み出された絵画、作品にあふれる詩魂と憤怒、天皇制の不義と不条理を告発し続けた評論活動、47歳で夭折…短くも炎のように生きた呉林俊を紹介。
◇ 記念セミナー
日 時:11月7日(土) 14時~16時
テーマ: 「炎の人、呉林俊を想う」
講 師:松本昌次(影書房代表)
◇関連企画 「みんなで歌う <うたに秘められた歴史的背景> (講師:福岡美枝・故呉林俊夫人)
①9月12日「禁じられた歌」
②9月26日「童謡の世界 」
③10月10日「日韓連帯運動の中で生まれた歌」
④10月24日「民謡・歌謡曲」
⑤11月14日「歌曲」
在日韓人歴史資料館 第6回企画展
「1円訴訟-名前はチォエ チャン ホァ・人権獲得運動と崔昌華牧師」
- 期 間 : 2010年5月11日(火)~8月21日(土)
会 場 : 企画展示室
協 力 : 崔聖植・崔善愛・崔善惠
入 館 料 : 無 料(常設展示室は有料、大人200円・学生100円)
1975年、NHKに対し「サイショウカ」という日本語読みではなく「チォエチャンホァ」という韓国語で読むべきとの人格権訴訟を提起した崔昌華牧師。「1円訴訟」として社会的関心が高まる。他にも指紋押捺問題、人権問題などの運動を展開した崔牧師の足跡をたどる。
◇記念セミナー
日 時:7月17日(土) 14時~16時
テーマ:「セッピョル(明星)を見上げつつ-「在日」の「今」を生きた崔昌華牧師」
講 師:犬養光博(日本基督教団福吉伝道所牧師)
◇関連企画 「アボジ(父)を語る」
日 時:5月22日(土) 15:30~17:30
テーマ: 「『かちとる人権とは』と参政権」
語り手:崔聖植(チォエ ソンシク)
参加費:500円
日 時:6月26日(土) 15:30~17:30
上 映: 「人権の尊厳と在日朝鮮人」(崔昌華牧師公演DVD、1991年2月5日)
語り手:崔善恵(チォエ ソンヘ)
参加費:500円
在日韓人歴史資料館 第7回企画展
「関東大震災時の朝鮮人虐殺と国家・民衆」
- 期 間:2010年9月1日(水)~12月25日(土)
会 場:企画展示室
主 催:在日韓人歴史資料館・同企画展実行委員会
入 館 料 : 無 料(常設展示室は有料、大人200円・学生100円)
事件の時間的な流れと、地域での具体的な様相という二つの側面から、朝鮮人虐殺の実態とそれが隠ぺいされた過程、市民たちによる虐殺の解明と追悼の運動に目を向け1923年から現在までを企画展示。
◇記念セミナー
日 時:9月11日(土) 14:00~16:00
テーマ: 震災時の朝鮮人虐殺を捉える-地域での調査が明らかにしたことと国家責任
講 師:田中正敬(専修大学教員)
参加費:800円(会員・学生500円、高校生以下無料)
日 時:10月2日(土) 14:00~16:00
テーマ:震災下の虐殺を若い世代にいかに伝えるか-スライド作成を通じて千葉県での虐殺に取りむ
講 師:西沢文子(千葉県における関東大震災と朝鮮人犠牲者追悼・調査実行委員会)
参加費:800円(会員・学生500円、高校生以下無料)
日 時:11月6日(土) 14:00~16:00
テーマ:歴史を語り継ぐ-東京・下町と韓国での聞き書きを経て
講 師:矢野恭子(関東大震災時に虐殺された朝鮮人の遺骨を発掘し追悼する会)
参加費:800円(会員・学生500円、高校生以下無料)
在日韓人歴史資料館 第8回企画展
「林えいだい写真展・軍艦島-朝鮮人強制連行の記憶」
期 間:2011年10月4日(火)~12月24日(土)
会 場:企画展示室
協 力:林えいだい
入 館 料 : 無 料(常設展示室は有料、大人200円・学生100円)
長崎県の海上に浮かぶ端島はその姿から「軍艦島」と呼ばれた。1810年石炭の発見以来、一度炭抗夫納屋に入ると再び出ることができないことから地獄島といわれた。この島には戦時中、強制的に炭鉱労働に従事させられていた朝鮮人労務者が約500人いた。40年以上にわたり朝鮮人強制連行の足跡を追い続けてきた林えいだい氏の記録写真を通して端島の知られざるもう一つの歴史、その記憶をたどる。
◇映像上映会とセミナー
日 時: 12月10日(土) 14時~16時20分
会 場:在日韓人歴史資料館セミナー室
第1部: 映像上映 14:00~15:10(70分)
題 名:「死者への手紙」(1991年、九州朝日放送制作放映、91民放祭教養部門最優秀賞受賞)
参加費: 無 料(*事前申込制)
第2部 : 講 演 15:20~16:20
テーマ: 林えいだい写真展に寄せて
講 師: 姜徳相(在日韓人歴史資料館館長)
参加費:500円 (*事前申込制)
在日韓人歴史資料館 第9回企画展
「関東大震災から90年、清算されない過去 -写真・絵・本からみる朝鮮人虐殺-」
期 間 :2013年8月31日(土)~12月28日(土)
会 場 : 在日韓人歴史資料館 企画展示室
入 館 料 : 無 料(常設展示室は有料、大人200円・学生100円
1923年9月1日の関東大震災から90年が過ぎました。在日韓人歴史資料館では節目にあたる今年、いまだ真相が明らかにされていない関東大震災時の朝鮮人虐殺の事実を、当時の写真・絵・本からたどります。企画展を通して90年前無惨に犠牲になった方々を追悼するとともに、近年日本社会で見られる排外主義の原点がどこにあるのかを、関東大震災時の朝鮮人虐殺の歴史から考えてみたいと思います。
◆ 記念セミナー 「関東大震災90周年・朝鮮人犠牲者追悼」
・ 日 時 : 9月14日(土)14:00~17:00
テーマ:『朝鮮人虐殺をどうみるか-日本の朝鮮観の形成』
講 師 : 姜徳相(在日韓人歴史資料館館長)
テーマ: 『関東各地における虐殺実態と真相究明活動の現状』
-神奈川県 : 山本すみ子(関東大震災時朝鮮人虐殺90年神奈川実行委員会)
-東京都 : 西崎雅夫(追悼する会、ほうせんか)
-千葉県 : 平形千恵子(千葉、追悼・調査実行委員会)
*事前に申し込みが必要です。在日韓人歴史資料館まで、電話・FAX・メールのいずれかでご連絡下さい。
在日韓人歴史資料館 第10回企画展
「置き去りされた朝鮮人「慰安婦」」
期 間 :2014年3月1日(土)~3月29日(土)
会 場 : 在日韓人歴史資料館 企画展示室
入 館 料 : 無 料(常設展示室は有料、大人200円・学生100円
朝鮮人女性は、なぜ「慰安婦」にされたのか。
日本の敗戦時、朝鮮人「慰安婦」はなぜ現地に置き去りにされたのか。
彼女たちの名誉回復、謝罪、補償は「置き去り」にされたまま、 いまだ戦争は終わっていません。
在日韓人歴史資料館では「女たちの戦争と平和資料館」の協力を得て、
置き去りにされた朝鮮人「慰安婦」の過酷な半生を追います。
◆ 連続セミナー 「今だから聞きたい!日本軍『慰安婦』問題」
3. 8(土) 14:00~16:00
テーマ:日本軍『慰安婦』問題の解決のために-韓日両国の20年の闘い-
講 師:梁澄子(日本軍『慰安婦』問題解決全国行動共同代表)
3. 15(土) 14:00~16:00
テーマ:日本軍『慰安婦』問題と日本政府の責任-朝鮮人「慰安婦」朴永心さんのケースから考える-
講 師:西野瑠美子(バウラック共同代表)
3. 29(土) 14:00~16:00
テーマ:日本軍『慰安婦』制度とは何か
講 師:吉見義明(中央大学教授)
*事前に申し込みが必要です。在日韓人歴史資料館まで、電話・FAX・メールのいずれかでご連絡下さい。
在日韓人歴史資料館 第11回企画展
「安世鴻写真展」 重重-中国に残された朝鮮人日本軍「慰安婦」
期 間 :2014年5月10日(土)~6月14日(土)
会 場 : 在日韓人歴史資料館 企画展示室
入 館 料 : 無 料(常設展示室は有料、大人200円・学生100円
日本の敗戦後も故郷に帰ることができず中国で暮らすハルモニ(おばあさん)たちがいます。
写真家・安世鴻氏は2001年から5年間にわたって、中国各地の朝鮮人元「慰安婦」ハルモニたちの居場所を探し、その暮らしを写真に収めました。
今回在日韓人歴史資料館では安世鴻氏が出会った13人のハルモニのなか、8人のハルモニをご紹介いたします。
そのなかにはすでに亡くなっているハルモニもいます。
イ・スダンさん、キム・スノクさん、ぺ・サンヨプさん、キム・ウィギョンさん、パク・テイムさん、ヒョン・ビョンスクさん、パク・ウドゥクさん、パク・ソウンさん、歴史の証人であるハルモニと出会ってみませんか。
◆ 連続セミナー 「今だから聞きたい!日本軍『慰安婦』問題 II 」
5. 10(土) 14:00~16:00
テーマ:作家との対話
講 師:安世鴻 (写真家)
5. 17(土) 14:00~16:00
テーマ:NHK番組改変事件。そして今また
講 師:永田浩三 (武蔵大学教授、元NHKプロデューサー)
5. 24(土) 14:00~16:00
テーマ:「慰安婦」問題と若者の現在
講 師:中西新太郎 (元横浜市立大学教授)
6. 14(土) 14:00~16:00
テーマ:「慰安婦」バッシングを越えて
講 師:金富子 (東京外国語大学教授)
*事前に申し込みが必要です。在日韓人歴史資料館まで、電話・FAX・メールのいずれかでご連絡下さい。
在日韓人歴史資料館 開館10周年記念
「呉炳学望百記念展 海峡をつなぐ民族の色」
期 間 :2015年1月13日(土)~7月18日(土)
会 場 : 在日韓人歴史資料館
入 館 料 : 無 料(常設展示は有料、大人200円・学生100円)
日本の植民地下にあった祖国でセザンヌに魅せられて画家になることを決めた呉炳学は、何にひとつ当てもない日本へ渡ってきました。そして激動の時代のなかで自分の信念を貫き通し、民族の情緒とセザンヌの世界を融合させた呉炳学独自の世界を実現しました。今回資料館では、呉炳学の描く朝鮮民族の美意識あふれる作品を紹介します。この機会にぜひご鑑賞ください。
「呉炳学は、セザンヌやゴヤ、クレ―らの精神を皮相な模倣の域を超えて、刻苦勉励しながら、真の内に体得することに懸けた。困難のうちに、同様の志を抱く画家は多いが、ここまで見事にそれを実現した画家は、他に知らない。」 故・針生一郎(美術評論家)
◆オープニングイベント 「自分の道を貫く-呉炳学の世界」
日 時:2015年1月17日(土) 14時~16時
語り手:呉炳学
聞き手:山川修平(『白磁の画家-芳醇にして強靭なる呉炳学の世界』の著者)
在日韓人歴史資料館 第12回企画展
写真家 裵昭・舞踊家 金順子 『慰霊の旅・鎮魂の舞』
期 間 :2015年8月1日(土)~10月3日(土)
会 場 : 在日韓人歴史資料館 企画展示室
入 館 料 : 無 料(常設展示室は有料、大人200円・学生100円)
日本の過去を問い続ける写真家の裵昭さん。植民地支配で過酷な体験をした1世たちの恨を、伝統舞踊のサルプリ(살푸리)で解こうとする舞踊家・金順子さん。二人の在日2世アーティストがコラボした写真展を開催します。
金順子さんの慰霊の旅は30年前から始まりました。裵昭さんも金順子さんとともに、全国各地の歴史的事件の現場を一緒に歩き写真を撮り続けました。今回の写真展では数多くの作品の中から、厳選された約30点を展示します。「在日一世の苦しみを忘れない」という強いメッセージが伝わる作品を、どうぞご覧ください。
光復70年を迎える8月15日には、金順子さんの舞踊、裵昭さんとのトークショーがあります。合わせてお楽しみください。
◆ サルプリ 慰霊の舞とトークショー
日時:2015年8月15日(土)14時~16時
光復70年を迎えるこの日に慰霊の旅と、鎮魂の舞への思いをお二方に語っていただきます。
第1部 「サルプリ」 舞踊:金順子
第2部 「トークショー」 語り手:金順子 ・ 裵昭
*事前に申し込みが必要です。在日韓人歴史資料館まで、電話・FAX・メールのいずれかでご連絡下さい。
在日韓人歴史資料館 開館10周年記念
「寄贈品展~ガラクタのなかのお宝~ 」
期 間 :2015年10月 ~ 2016年4月末
会 場 : 在日韓人歴史資料館 企画展示室
入 館 料 : 無 料(常設展示は有料、大人200円・学生100円)
在日韓人歴史資料館 第13回企画展
<呉徳洙監督をしのぶ写真展> 映画の舞台裏で
期 間 :2016年7月2日(土)~8月6日(土)
会 場 : 在日韓人歴史資料館 企画展示室
入 館 料 : 無 料(常設展示室は有料、大人200円・学生100円)
在日韓人歴史資料館 第14回企画展
「日本のおける韓国独立運動と日本人」
期 間 :2016年9月29日(土)~10月28日(土)
会 場 : 在日韓人歴史資料館 企画展示室
主 催 : 在日韓人歴史資料館・独立紀念館
入 館 料 : 無 料(常設展示室は有料、大人200円・学生100円)
◇韓日学術会議 〈日本における韓国独立運動と日本人〉
日 時:2016年9月29日(木) 13時~18時
場 所:在日本韓国YMCAアジア青少年センター 9階国際ホール
入 場:無 料(定員100名)
主 催:独立紀念館
後 援:在日韓人歴史資料館・日本植民地教育史研究会
在日韓人歴史資料館 第15回企画展
「趙根在が撮ったハンセン病の同胞たち」
期 間 :2016年11月29日(土)~2017年2月25日(土)
会 場 : 在日韓人歴史資料館 企画展示室
協 力 : 国立ハンセン病資料館
入 館 料 : 無 料(常設展示室は有料、大人200円・学生100円)
1960年代~80年代にかけて全国のハンセン病療養所10ヶ所に通い、入所者を撮り続けた趙根在氏。
今回の企画展では趙根在の2万点にも及ぶ写真の中から、二重三重の差別の中に置かれていたハンセン病の同胞たちの知られざる姿をご紹介します。
在日韓人歴史資料館 第16回企画展
「朴慶植没後20年 ぷらすまいなす±私の青春」
期 間 :2018年2月10日(土)~5月26日(土)
会 場 : 在日韓人歴史資料館 企画展示室
協 力 : 滋賀県立大学 朴慶植文庫
入 館 料 : 無 料(常設展示室は有料、大人200円・学生100円)
在日朝鮮人史研究の第一人者である朴慶植は朝鮮で生まれ7歳の時に家族とともに日本にきました。朝鮮が解放を迎えるまで16年間「皇国臣民」としての教育をうけ、「半日本人」化していたと回顧した朴慶植は、同僚と生徒に朝鮮人であることを言えず「日本人」教師として教壇に立つこともありました。しかし朴慶植が根底から日本人になることはなく、軍国主義教育の一端を担っていることへの懐疑、朝鮮人差別の経験から東京大空襲を機会に学校を退職します。その5か月後に迎えた解放、家族が韓国へと帰るなか朴慶植は日本に残り、朝鮮人としての自分を取り戻します。新しい人生の始まりでした。
朴慶植は1950年代から死の直前まで数多くの研究成果を出しています。朝鮮人強制連行について調べて出版した『朝鮮人強制連行の記録』(未来社、1965年)は同胞社会及び日本社会に大きな反響を呼びました。特に在日朝鮮人の歴史を掘り起こすことに力を入れましたが、在日朝鮮人の受難の歴史だけではなくて運動の歴史を記録する多くの著書を残しています。また日本の近現代史から欠落していた在日朝鮮人史の必要性と重要性を訴えて、自ら1976年に在日朝鮮人運動史研究会を組織しました。朴慶植の活動は日本の歴史学会に大きな影響を与えて、1990年代には朝鮮人強制動員の歴史が日本の教科書に取り上げられました。晩年「在日同胞歴史資料館」の必要性を広く呼びかけ資料館の設立運動をしましたが、交通事故で亡くなりました。
資料館の企画展では朴慶植先生没度20年を記念して、朴慶植が歩んだ道を遺品、写真、書籍、文章から辿ります。
◆ 特別企画 <朴慶植没後20周年記念シンポジウム>
・日 時:2018年2月10日(土) 13時~17時30分(開場12時30分)
・場 所:在日韓人歴史資料館(韓国中央会館8階ホール)
・参加費:1,000円(会員800円、学生500円) *事前申込制
在日韓人歴史資料館 第17回企画展
2・8独立宣言、3・1独立運動100周年記念
「2・8独立運動と3・1運動」
- 期 間 :2019年2月2日(土)~8月31日(土)
会 場 : 在日韓人歴史資料館 企画展示室
主 催 :在日韓人歴史資料館、独立紀念館
入 館 料 : 無 料(常設展示室は有料、大人200円・学生100円)
プロローグ / 2・8独立運動 / 東京朝鮮留学生学友会の組織と活動 / 2・8独立宣言 / 2・8独立運動の日本国内での拡散とその影響 / 3・1運動の展開と拡散 / 日本軍による3・1運動弾圧 / 3・1運動の意味 / エピローグ
<2・8独立宣言、3・1独立運動100周年記念シンポジウム>
・日 時:2019年2月2日(土) 13時~17時(開場12時30分)
・場 所:在日韓人歴史資料館(韓国中央会館8階ホール)
・参加費:1,000円(会員800円、学生500円) *事前申込制