展示品解説 展示品解説 < 大阪府朝鮮人登録証
展示品解説
お札に表れた侵略性
祖母の手作りミョンベ
生活必需品のヨガン
思い出のソクパジ
本名消された通信簿
東京大空襲の罹災証明書
旅行カバン
手作り太極旗
大阪府朝鮮人登録証
防犯ポスター
協和会手帳と外国人登録証
60年前の建国学校
阪神教育闘争
在日コリアンとパチンコ業
1960年代のバタヤ部落
金文善さんの血書
ブラウン島玉砕者名簿と自由韓人報
戦犯刑務所で使われたタオル
傷痍軍人
崔承喜と孫基禎
映画「君と僕」
幸せ運ぶコッカマ(花輿)
朝鮮トラ

大阪府の朝鮮人登録証

1946年11月、大阪府は全国に先駆けて朝鮮人の管理統制を目的に「大阪府朝鮮人登録条例」を制定・公示した。条例には居住、旅行、商工業活動の制限などがもりこまれていた。
常時携帯が義務付けられた「朝鮮人登録証」は、植民地期に朝鮮人管理を目的にした「協和会手帳の再来」であるといわれ、在阪朝鮮人らの大きな反対と抵抗を呼んだが、米軍の後ろ盾を得た日本当局によって反対運動は封じ込まれていった。
なぜ大阪府が先駆けたのか。当時朝鮮人の多くが住む大阪地域での「条例」は解放後も在日朝鮮人を治安対象として常に生活と動向を監視する日本当局の朝鮮人排外の意志を体現したものである。
この1枚の「大阪府朝鮮人登録証」は、今も続く外国人登録法を考えるとき歴史的な意味のある貴重な資料といえよう。